『勝利者は常に諦めない』片腕のメジャーリーガーの物語
どうもこんにちは!タカシです。
今回は僕が個人的に好きなお話をしようと思います。
ピート・グレイというメジャーリーガーを知っていますか?
彼は1945年のワンシーズンしかメジャーでプレーしていないのにも関わらず、とても有名な選手です。
では何故有名になれたのでしょうか?
そう、彼は隻腕のメジャーリーガー 片腕の野球選手だったのです。
6歳の時に不慮の事故に合い、右腕を失ったピート。
義務教育を終え炭鉱の給水係の仕事をしていました。
ある日約1000キロの道をヒッチハイクで進み、ヤンキーススタジアムに向かいます。そしてそこで見たホームランに感化され、プロ野球選手になりヤンキーススタジアムに立つ事を夢見ます。
その時ピートは父親に
『でも片腕じゃ野球は出来ない。僕はメジャーリーガーになることなんか出来ないんだ』
と涙ながらに話しました。すると父親は
『何を言っているんだ。諦めるな!人間、諦めなければ出来ないことはないんだよ』
と温かく励ましの言葉を送りました。
ピートはこの言葉を胸に毎日練習をしました。
片腕でも急速に負けないように重くて長いバットを使いました。
片腕で補給し片腕で送球する術を必死に練習しました。
グラブは指の短い物をあえて使用し、脱着をスムーズに行えるように中の詰め物をほとんど抜き、革だけのような状態でした。
まさに血と汗と涙の賜物でした。
そんな努力を続けピートは草野球チームに入りますが、試合は愚か練習にすら参加させて貰えません。
しかし、ピートは文句一つ漏らさずに毎日球拾いをこなし、ひたすら素振りを行いました。
そんな努力も晴れて19歳の頃には普通の選手に混ざってプレーができるほどに。
その経験を元にカナダに渡りますが、プロテストすら受けさせて貰えない始末。
月日が流れ24歳の時に、ニューヨークで入団テスト受けに行き彼は
『これは僕の全財産ですが、あなたに預けます。僕に入団テストを受けさせてください、もし僕がチームの役に立てそうになければ返さなくて結構です。』
と言い10ドルの紙幣を渡しました。
監督も勢いと熱意に押されテストを受けさせることに…
そして結果はなんと合格。セミプロ球団から声が掛かったのです。
ピートは
『大好きな野球が出来る。僕はどこの球団でも構わない。』
喜んで入団し、1942年に晴れて野球選手に!
その年、打率は381、で打率トップ
翌年はAAAリーグで活躍、打率333、本塁打5本、盗塁68という素晴らしい成績を残しチームでMVPにも選出されるように。
そして1945年
大リーグ球団 セントルイスブラウンズ がピートを採用。
初打席の瞬間がやってきました。
大きく深呼吸をしてバッターボックスに入りました。
1球目空振り、2球目空振り、3球目空振り
夢に見た初打席は空振り三振に終わりましたが、スタンドの観客達は総立ちで、ずっと終わらない拍手を送りました。
試合後のインタビューで彼は、こう答えました。
『涙でボールが見えなかったよ…』
その後、彼は殿堂入りを果たしたのです。
そんな彼の一番好きな言葉は
【A winner never quits.】 勝利者は常に諦めない
彼の行動を見ていると、僕も努力しなくていけないなと思わされます。
明日からも夢の実現を胸に全力で走りたいです。
今回はこの辺で
ご閲覧ありがとうございました。
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